デリケートゾーンのケアを考える上でまず知っておきたいのが、酸性~アルカリ性の度合いを示す「pH値」。数値が低いほど、より酸性であることを示しており、健康な皮膚の表面はpH4.5~6.0の弱酸性です。デリケートゾーンのpHはおよそ3.8~4.5と酸性寄りということがわかります。
デリケートゾーンは、全身の皮膚に比べて菌が増えやすい環境にあります。
まず、デリケートゾーンは、毎日の排泄のたびに排泄物に触れたり、拭き取りの際の摩擦など、さまざまな刺激を受けています。
恥垢(ちこう)とは、デリケートゾーンに溜まる垢(あか)のことです。恥垢は、尿や汗、おりもの、経血などの分泌物に含まれるタンパク質の汚れが、女性器の凹凸部に溜まってできます。
女性器は複雑な形をしているため、ヒダの間などの見えない部分に恥垢が溜まりやすい上、恥垢自体も白っぽいクリーム状をしていて、お湯でさっと流しただけでは取り除くことはできません。恥垢を放置していると、雑菌が増殖して臭いを発生させたり、かゆみや炎症を起こしたりすることがあるため、デリケートゾーンに合った石鹸で取り除く必要があります。