こんにちはLaxare編集部鈴木です。
今回は妊娠糖尿病について、私の体験も交えていけたらと思っています。
妊娠糖尿病とは、妊娠をきっかけに初めて発見、診断された、糖尿病には至らない糖代謝異常のことです。血糖値が上がり、血糖検査などで、一定の基準を超えたら「妊娠糖尿病」と診断されます。
「妊娠糖尿病」と診断されるママは約12%。およそ8人に1人がなる決して珍しくない病気です。
私は3回の妊娠期間がありましたが、3回とも診断されました。
初めての妊娠でわからないことばかりの中検診で「妊娠糖尿病です」と言われて、目の前が真っ暗になりました。
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Toggleどうして妊娠糖尿病になるんだろう・・・
妊娠すると血糖値が上がりやすくなります。糖代謝異常というのは、すい臓で作られるインスリンというホルモンの量や働きが不十分となり、血糖の調節がうまくいかなくなった状態です。インスリンは血糖を下げる働きがあります。妊娠すると、胎盤からでるホルモンの働きでインスリンの働きが抑えられ、また胎盤でインスリンを壊す働きの酵素ができるため、妊娠していないときと比べてインスリンが効きにくい状態になり、血糖が上がりやすくなります。このため、妊娠中、特に妊娠後半は高血糖になる場合があり、一定の基準を超えると妊娠糖尿病と診断されます。
一人目の時は吐きつわりからの食いつわりで体重コントロールもうまくいきませんでした。妊娠27週でブドウ糖負荷テストを行い診断を受けました。
妊娠糖尿病になりやすい人
①家族に糖尿病の人がいる
②肥満(BMI 25kg/m2 以上)
③35歳以上の高齢出産である
④巨大児分娩歴がある
⑤妊娠高血圧症群、既往にある
⑥羊水過多
⑦原因不明の習慣流早産歴がある
⑧先天奇形児の分娩歴がある
⑨強度の尿糖陽性もしくは2回以上反復する尿糖陽性
一つでも当てはまると妊娠糖尿病になりやすいと言われています。
妊娠糖尿病の治療方法とは
妊娠中は積極的な運動療法はあまりできないため、まず食事療法を行いそれでもうまくいかない場合、インスリン療法に移行します。妊娠中は赤ちゃんのために必要なエネルギー、必要な栄養素を摂る必要がありますので、単に食事制限するのではなく、適切な栄養素を含み適切な量をバランスよく摂取しなければなりません。
まずは食事管理
妊娠中の摂取カロリーは、「標準体重×30kcal」が基本です。
標準体重の計算方法は、「身長(m)×身長(m)×22」の計算式にあてはめて求められます。
たとえば、身長160cmの方であれば、「1.6(m)×1.6(m)×22 = 56.3(kg)」となり、標準体重は、56.3kgです。
求められた標準体重を妊娠中の摂取カロリーにあてはめると、「56.3(kg)×30kcal=1689kcal」となります。
ただし、この摂取カロリーは肥満の方の場合です。
非肥満の妊婦の方は妊娠週数に応じて、摂取カロリーが追加されます。
妊娠初期であれば、追加される摂取カロリーは50kcalです。
求められた摂取カロリーを基本として、バランスの良い食事を食べるようにするとよいでしょう。
また、ミネラルや葉酸など、赤ちゃんの発育に重要なビタミンが不足しないように意識することも大切です。
妊娠中期は追加される摂取カロリーが50kcalから250kcalに増えます。
妊娠後期は追加される摂取カロリーが250kcalから450kcalに増えます。
とは言え、なかなか難しいですよね。
野菜から先に食べるなど、できることから少しずつ行えると良いですよね。
私は食事では制御できず、インスリン治療へ進みました。
母体や赤ちゃんへの影響はある?
【ママへの影響】
妊娠高血圧症候群、羊水量の異常、肩甲難産、網膜症、腎症など
【赤ちゃんへの影響】
流産、形態異常、巨大児、心臓の肥大、低血糖、多血症、電解質異常、黄疸、胎児死亡など
出産まで厳格な血糖コントロールが大切です。
また、体重コントロールも重要になります。
★妊娠中に増えてもいい体重は、妊娠前の体型によってそれぞれ異なります。
下記の表を参考にしてください。
| 妊娠前のBMI | 体重増加の目安 |
|---|---|
| BMI<18.5(やせ) | 9~12Kg |
| BMI 18.5~25(普通) | 7~12Kg |
| BMI≧25(肥満) | 個別対応 |
食べ過ぎず、無理なダイエットはせず、バランスのとれた食事をすることが体重管理にもっとも必要なことです。
妊娠後期になると、もう呼吸しただけで体重が増えている気がします。笑
妊娠期間の過ごし方
あくまでも私個人の体験になりますが、一人目に妊娠糖尿病になった時、色々な事を試しました。
食事・運動・食事制限。
それでも数値は下がらずインスリンでコントロールする事になりました。
1日に何度も血糖値を測り一喜一憂をくりかえし、検索魔になり不安な妊娠期間を過ごしました。
産まれてきた子供を見た時の安堵と、出産までの心細さは今でもわすれられません。
あの時の自分に伝えられるなら、ストレスにならない様、適度にリラックスする時間をとってほしいです。
現在、2人目・3人目と出産を終え幸いにも母子共に無事に過ごしております。
血糖値コントロールは一人一人体質などで対処法が異なりますので、大きな事はいえませんが、
是非、妊娠期間中はリラックスする時間を取って、一生に何度もない幸せな時間を過ごして頂きたいです。
