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Toggleどうして「冷え」になるのか
冷え(ひえ)は、体温が通常より低い状態を指す言葉で、カラダの中心部分の温度である深部体温が37度に保たれる必要があります。
体内や周囲の温度が下がると深部体温を維持するために、手足や表皮の血管を収縮し血流を低下させて、体内の熱を逃がさないようにします。「冷え」は末端の体温が下がることによって感じるのです。
冷え症のタイプ
①四肢末端型:手足の末端が冷えるタイプ・冷え症の典型的なタイプ、特に若い女性に多い
②下半身型:下半身だけが冷えるタイプ・血液がうっけつしたり、下肢の血管を調節する神経が腰や臀部で圧迫されたりして、下半身の血流が悪くなることが主な原因・多くの冷え症の人に見られ、特に中高年に多い
③内臓型:カラダの中心(内臓)が冷えるタイプ・男性に多い
④全身型:カラダ全体が冷えるタイプ・ストレスや不規則な生活などにより自律神経が乱れ、代謝が低下して熱をうまく作れなくなるため、脳が体温の基準値を下げてしまうことが主な原因・自覚のない低体温の場合があり「隠れ冷え性」ともいわれる・高齢者や子どもに多い。若い男性にも見られる
冷えを放置すると、
冷えの症状がより重くなってしまうこともあります。
冷えの主な原因
冷えの原因にはいくつかあります。
①熱をうまく作れない:食事制限や偏った食事、低体脂肪率など熱を作るエネルギーの不足などです。また、寒冷地などの低温環境下、不適切な服装などによって体温を保つ事ができない。
②熱を体の隅々に運べない:血液の循環が悪い場合、血液が十分に体内に行き渡らないため、手足や末梢部位が冷える・運動不足・喫煙やアルコールの過剰摂取などによって血管が萎縮し血液がうまく循環しない。
冷えの対策は
抜本的な「冷え」解決の秘訣は、代謝を高めることです。
①運動やストレッチで筋肉をつける:筋肉は体の熱を発生させるために不可欠なものです。そのため、筋肉量の不足は冷えにつながります。筋肉は下半身に多くあることから、下半身の運動やストレッチを行なうとよいでしょう。下半身の筋肉量が増えることで血流も促進され、体温の上昇を促します。
②適切な食事を摂る:体を温める食材を積極的に摂る。山芋・さつま芋などの芋類、にんじん・大根・カブなどの根菜類、ネギ・生姜・ニンニク・玉ねぎなどの薬味野菜など身体を温める食材や、温かい飲み物など。
③身体をしっかり温める:手軽にできる冷え対策は、腹巻やカイロなどを上手に使うことです。また、お風呂はシャワーだけで済ませず、15分ほど湯船に浸かる。ぬるめのお湯にゆっくり浸かる事が効果的です。
冷えにくい体づくりを
冷えには個人差がありますが、運動によって筋肉量を増やす、体を温める食材の積極的な摂取、ゆっくりと湯船につかった入浴をするなど、生活習慣の改善を行なうことが必要です。「冷えは万病の元」とも言われ、不調の原因にもなります。
